一村さんへの手紙 2017年11月

友人から田中一村さんのことを教えてもらいました。それから自分なりに調べたりして
興味があったので、今日美術館に来られて良かったです。
美しい色彩。デザイン画のような斬新なフォルム。私は色の付いている作品に惹かれました。
最終的に自分で納得できる絵が制作できたのかなぁ…。
誰に認めてもらうためでなく、純粋な気持ちで描かれた絵だから、たくさんの人の心に
残るのかなぁ..と思いました。
素敵な時間をありがとうございました。
香川県からきました。
生きものやけしき、しょく物がとてもきれいにえがかれていてかんどうしました。
なかでもかんどうしたのが、「柿にかけす」が一番心にのこりました。
また、あまみ大島にきたときには、ここへきたいです。
一村さんに、今回奄美へ来たご縁で初めてお会いできてとても嬉しかったです。
言葉という表現ではうまく表すことが出来ないくらいです。
一村さんの描かれた絵からあなたのお人柄や日ごとの暮らしの中で味わう人としての
想いなどもこちらに伝わってまいりました。
描かれた絵はとても生き生きとどれもがしていて見ている私の心を惹きつけて離しませんでした。
あなたがいかに“描く”ことを愛されていたのかも…。
少しばかり生きていた時代は違いましたが、こうしてあなたに“作品”達を通して出会うことが
できて感謝します。ありがとうございました。
私は学生の頃、一村さんをモデルにした「アダン」という映画を観て以来、
ずっと奄美大島に来たいと思っていました。
40才を過ぎてようやく来ることが出来ました。
力強い作品に感動しました。
母が一村さんが好きで画集が家にありました。
多少知識はあったのですが、今回改めて此処で一村さんの一生と作品に触れることができ
嬉しかったです。生前あまり陽の目をみなかったようですが(それが不幸であったかは
分かりませんが)、亡くなられている今日、島の方中心に人と作品を大切に思われている
ことが、美術館を通じて伝わってきました。来館できて良かったです。