一村さんへの手紙 2017年2月

2度目の美術館訪問で、「白い花」にやっと会えました。
制作されてから70年たっても変わらない緑の葉と白い花の
みずみずしさに感激しました。
 約25年前に新宿三越での展覧会で一村さんの作品に出会い
感銘を受けて以来、再会を望んでいました。
「白い花(ダチュラ)と赤ショウビン」の作品を見るために
時季を変えて再訪します。
 画家として「生き様」「流儀」はすばらしいし、羨ましく思います。
 思ってたより格段に良かったです。
一村さんの生涯を通じての変化を感じ取ることができました。
特に奄美に来てからの絵には、とても感じるものがありました。
とても素晴らしかったです。
 共に一村さんの大ファンの夫と念願かない、北海道から
訪れることができました。
 絵の素晴らしさはもちろん“えかき”としての生き方には
心から感動!!の一言、お姉様の弟への愛情の強さにも感動!!
一枚一作ずつゆっくりゆっくり拝見でき又々感動。
ありがとうございます。
 「えかき」としての一村さんの作品を見る事ができて良かったです。
「まだ自分の作品を描いていない」という言葉は、芸術家、作家として
強い言葉であると思いました。
 田中一村という「えかき」を知り、作品に触れることができて良かったです。
自分も「えかき」として筆をとりたいと思いました。
ありがとうございました。
 デパートでの展示会がある度に、鑑賞していました。
「いつか奄美へ行って、絵を見たい」それが夢でした。
一村さんが奄美に移り住んだのが50歳。私も50歳となりました。
 自分の人生が今後どのようになるのかは分かりませんが、
一村さんの絵のように自分の心の中に絵を描きつつ歩んで行きたいと思います。
 閻魔大王に会うときに、私の心の中の絵を見てもらえたらと思います。