一村さんへの手紙 2018年6月

一村さんの画拝見は二回目です。
三年前はじめて拝見し、しょうげきをうけました。
そして、すごいファンになりました。
今回、前回とちがった画を見せてもらい、又、うなっています。
本当に良い画をありがとうございます。
又、第三回目を計画し、来たいと思います。かならず来ます。
こんにちは。
一村さんの絵に初めて出会ったのは、まだ”私が”大学生だったはるか昔です。
衝撃を受けて、ファンにならずにいられませんでした。
いつかは訪ねたいと思っていた奄美と一村さんの美術館を今訪ねることができて、
なんだか夢の中にいるようです。
展覧会の半分くらいしかまだみていませんが、若い頃の作品もほんとうにすばらしいです!
色づかいも構図も描写も、ため息が出るくらいです。
あとも楽しみです。昔、京都で見たいくつかの作品との再会もあり、わくわくします。
一村さん、すばらしい絵をたくさん残して下さってありがとう!
私は人々の感情を受けとる才能があまりなかったのですが、
この作品をみて、何かしらの感情が芽生えました。
このような作品をつくってくれた一村さんには感謝しかありません。
ありがとうございます。そして、これからも多くの人を楽しませて下さい。
田中一村さんの絵は木の枝と葉っぱが多いですね。
それも私の心をとらえた魅力の一つです。
やっと会えました。あこがれた絵に、田中一村の魂に。
十数年前、テレビの画面に、奄美にあると紹介されたとき、
心を惹かれ飛んでいきたいと思ったのが最初でした。
忘れられなく、色々調べ、本を手に入れ、二度鹿児島まで来たけれど、
天候にはばまれ、無念に引き返し、やっと来ることが出来ました。
絵(自分の思いに徹した作品)を描くためにすべてを投入した生き方、
この絵たちは一村そのものです。語りかけてきます。私も絵を描いています。
これから一村さんと語り合いながら、私の絵を描こうと思います。
大きな感動、感謝です。
あなたの絵をみたくてこの島にやってきました。
誰のために描いたわけではないあなたの絵、
あなたがあなたの絵を描きたくてこの島にこられたように、
そんな気持ちで目の前の天から与えられたものに向き合い、
ひたすら表現してみたいと思います。
あなたの絵の「生」が好きです。未完のあの作品も大好きです。
感動をありがとう。