一村さんへの手紙 2019年6月

私の母は絵を見るのが好きです。好きな画家を聞くと、少し考えてから田中一村と答えました。
私は美術のことはよく分からないですが、母が好きな絵とはどんな絵なのか、見てみたくて奄美に来ました。
とても良かったです。素敵な旅になりました。絵を描いてくれて、残してくれてありがとうございます。
次は、母を連れて来たいです。
一村先生、お久しぶりです。念願叶って、3回目来ることができとても幸せです。
去年、滋賀でも田中一村展があり、2回行くことが出来ましたが、やっぱり一村の愛した奄美大島で見る一村の絵が一番最高です。
これからもたくさんの人に愛され、この美術館が続いていきますように。
また、来れる日を願っています。
今回は、3回目の訪問となります。美術には疎い私ですが、一村さんの絵はひと目見たときからその美しさと繊細さに衝撃を受け、心を奪われてしまいました。
一村さんの絵には、生き方も情熱も、そしてモチーフに対する愛情や畏敬の念など全てが注ぎ込まれていることが、素人の私にでも伝わってきます。
絵を見て自分もきちんと生きようと思わせてくれたのは、一村さんの絵だけです。ありがとうございます。
また、奄美に島に来たときは、一村さんに会いに来ますね
念願叶って田中一村記念美術館に来ることができました。
昨年の佐川美術館での生誕110年展に引き続き感動で胸が震えております。
言葉では表現できない衝撃と、芸術家のあるべき姿を再認識し、私自身のこれからの人生をも見つめ直す、哲学を学ばせて頂きました。
私の父も油絵を描いておりましたが、「一枚でいいんだよ。納得できる絵を描くように!」と恩師に言われていたそうですが、そんな作品は残せず世を去りました。
一村様に恋をしております。お嫁さんになりたかった。ただただ素晴らしい作品を残して下さり心より感謝、感謝でございます。
奄美に来る度に訪れる機会を得られずやっと実現しました。今回は、結婚50年目に子ども達のプレゼントで実現しました。
テレビや写真集で見ていた一村さんの絵と向かい合って感動しました。
襖絵やビロウ、アダン、アカショウビン、忘れられない想い出となりそうです。
ありがとうございました。