一村さんへの手紙 2020年8月

一村さん、私も絵を描くのが好きです。今、小三です。小二のときに絵画教室で習っていました。
夏休みの作品で田中一村記念美術スケッチコンクールで絵を出しました。
田中一村さんのことを覚えているので、よろしくお願いします。
妹も絵を描くのが好きです。ありがとうございました。
僕の家には、田中一村さんの絵(複製画)を飾ってあります。
すごいなと思っていましたが、ここではもっと違う絵がたくさんあってびっくりしました。
ぼくも絵を描いていますが、がんばってみんなを感動させる絵を描きたいです。
千葉から来ました。私の住む船橋の日本建鉄に徴用工として来ていたことを初めて知りました。
戦争が終わった時には40才、若く才能溢れる時期を戦争と病で奪われてしまったのですね。
奄美に来る決心をしのは50才。よくその年齢で決意したなと思います。
テレビで見て、デパートの展示会で見て、w一度奄美でみたいという夢をようやく今日叶えることができました。うれしいです。
千葉県船橋市で中学校の教員をしています。
今回、奄美に来れたのは美術の教科書に田中一村さんの「奄美の海に蘇鉄とアダン」の絵が載っていて、その絵に呼ばれたような気がしたからです。
千葉とのつながりがあったことは、ここに来るまで知りませんでした。驚きです。
コロナウイルスが世界で広がっていて、海外旅行へは行けない状況ですが、日本にもこんねに素敵な時間を過ごせる場所があったなんて思いませんでした。
一村さん、奄美大島に私を連れてきてくれて、どうもありがとうございます。
やっと念願の奄美へ来ることができました。一村さんの絵を観るためです。
他の誰もまねのできない、すばらしい奄美の自然を描いて下さり、ありがとうございました。
奄美の色鮮やかな絵は全部好きですが、知らなかった絵も観ることができました。
「足摺狂濤」白い波のしぶきをみていると本当に岩の上に立っていて、波が渦巻く様を見ているようでした。白いしぶきをどうやって描かれたのでしょうか。
一村さんの愛した奄美の植物や鳥や美しい海をよく見て帰ります。
このすてきな美術館にまた来たいと思います。