徳之島一切(チュッキャイ)節

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【しまうたと伝統芸能】

概要

ちゅっきゃいとは一切の短い一節を意味します。
明治34年(1901年)頃、西古見(現在の大島本島南部瀬戸内町にある集落)の長浜青年が妻の郷里に滞在、三味線を弾いて楽しんだのですが、妻の妹なりちよがその曲を覚え、即興の詞をつけ歌いはじめたといわれています。青春の恋情を託する問答歌です。だれもが気軽に歌える節まわしのよさ、おもしろさから若い男女に大流行、郡内はもとより奄美の人が住むところ本土各地、はては大陸においても口ずさまれました。生まれた替え歌は数知れず、今もなお歌いつがれています。そのあまたある歌詞のひとつが発祥の地、母間本崎の歌碑に昔をしのび、刻まれています。

歌詞

徳之島一切(ちゅっきゃ)り節
誰(たん)が持(む)ち流行(はや)らちゃんかねぇ
アネ 誰が持ち流行らちゃんかねぇ
〔アネ 誰が持ち流行らちゃんかねぇ〕
亀津(かめじ)のくちょせい坊(ぼぅ)か
母間(ぼま)牛買(こ)う土産(みやぎ)ぐゎ

亀津から亀津節(かめじぶし)
習(なろ)て来(きゅ)たむん
亀津橋渡るんち其(うり)やはん落(う)とし
亀津橋渡るんち其(うり)やはん落(う)とし

※以下の歌詞省略 2番は歌詞のみ

歌意

徳之島一切り節は
誰が持ってきて流行らせたのか
亀津のくちょせい坊(兄さん)が
母間(ぼま・地名)の牛を買いに行ったその土産だ
亀津から亀津節を
習って来たが
亀津の橋を渡るときに落として忘れてしまった

お問い合わせ

徳之島町役場 0997-82-1111

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