サーギ節

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【しまうたと伝統芸能】

概要

サーギとは白鷺のことです。歌では若い男女がサーギに擬人化され会話を交わします。ある日、雄が雌をデートに誘うのですが、うぶな雌はとまどいながらもあれこれと理由をつけ、誘いにのりません。
この歌の発祥地とされているのは、天城町の浅間・岡前の田袋地域で、この一帯はドジョウなど水生動物の宝庫でもありました。タニシ拾いに始まり落穂拾いに終わるという清純なムード漂よう反面、ついには結ばれない二羽のサーギを描いたこの歌は、甘酸っぱい片想いの余韻を秘めながら、古きよき時代への面影、美しい風景や温かな心情を現代へと伝えてくれます。

歌詞

鷺(さぎ) 鷺(さぎ) 雌鷺(むぃーさーぎー)
田螺(たんにゃ)ぐゎ拾(し)れが 行かめ
田螺(たんにゃ)ぐゎ拾(し)れが 行かめ

あん俣(また)くん俣 走(は)い巡(めぐ)てぃ
田螺(たんにゃ)ぐゎ拾(し)れが 行かめ
田螺(たんにゃ)ぐゎ拾(し)れが 行かめ

新着(みぃぎん)物ぐゎ 濡(したら)っち如何(いきゃ)しゅんが
田土(たんちゃ)汚(ちき)りば 如何(いきゃ)しゅんが
川(こう)行(い)じ 洗(あろ)ゆうさ

大水(ううみじぃ)流れてぃ 如何(いきゃ)しゅんが
大水(ううみじぃ)流れてぃ 流さてぃかぁ
笹(でぇく) 笹(でぇく) 掴(つか)みゅうさ

※以下の歌詞省略

歌意

鷺、鷺、雌鷺よ
田螺を拾いにいかないか、あの谷あい、この谷あいを走り巡って
田螺を拾いに行かないか
新しい着物を濡らしたらどうするの
田の土で汚れればどうするの
川に行って洗うのさ
大水に流されたらどうするの
大水に流れ、流れてか
笹に、笹に掴まるのさ

お問い合わせ

天城町役場 0997-85-5149

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