一村さんへの手紙 2024年3月

中学一年です。学校の美術で田中一村さんのことを勉強し,
テストでは田中一村さんの作品をふくめ他の問題で100点をとりました。
ありがとうございます。
田中一村さま,あなた様のことを知ったのは,昭和60年12月に放送されたNHK番組「日曜美術館」です。
中国・近畿地方あたりで「一村展」があると家内と一緒に出来るだけ見せていただいております。
貴方さまの描かれた「白い花」を真似て,我が庭に植えたヤマボウシを20号の和紙に描いたことがありますが
未完成のまま,保存しています。その絵には「鳥」は最初から描いていません。描けそうにありません。
今回,「白い花」を見せていただきその大きさも含め感嘆しました。
『アダンの画帖』に「座右にピカソ画集があった」と写真のページがありますが,今回記念館で見せていただき,
その画集の大きさと分厚さに驚きました! ありがとうございます!田中一村さま!!!
今日初めて一村さんの絵を拝見しました。年齢を抜きにして見てもすぐれた表現力に圧倒されました。
特に,雪の風景などは,一村さんの境遇を知ってか,少しものかなしさを感じ,
最近母が病に倒れてしまった身として,どこか似たような境遇の一村さんの絵に,
自然と気持ちが落ち着いていくのを感じました。奄美は私が育った東京からははるかに遠いですが,
また一村さんの絵に会いに来たいと思います。出会えてよかったです。
「なんでも鑑定団」というテレビ番組で初めてあなたの絵をみて衝撃をうけました。
以来,奄美にきてあなたの絵をみることを夢見てました。
今日は本当にうれしい。ありがとう。
永遠にあなたの芸術は輝きます。
昨年の夏,はじめて奄美に旅行に来た際に一村さんのことを知りました。
その時は時間がなく寄れなかったので,奄美もすてきで,絶対にまた来て絵を見に行こう!
と決めて帰りました。農村の風景も,南画もどれもすてきです。
今年は東京でも展覧会があるとのこと。そちらも行きます。
一村さんの植物を見る目がとてもすてきだなと思いました。ありがとう!