一村さんへの手紙 2016年7月

 初めて奄美大島に訪れました。観光名所をネットで検索していたとき、
同郷の一村さんの美術館があることを知りました。
 幼い頃、我が家に“アダン”の表紙の画集があり、誰が描いた絵かも
分からないまま、ただ眺めていた記憶がよみがえってきました。
 今日は、一村さんの思いに少しでも寄り添い、素敵な時間を過ごせたらと
思っています。栃木市と奄美大島とをステキな縁で結びつけてくださり、
ありがとうございました。(・V・)
 一村さんへ
絵が上手ですね。おねえさんがなくなられたのは
ひじょうにかなしかったでしょうね。
一村さんは、しんふぜんで、たおれたのですよね。それはちょっと
かなしかったです。今はちがう人にうまれかわっているでしょうね。
 でも、やはり一村さんはすごい絵がうまいですね。鳥の絵がすきです。
 奄美の自然の中で、一村さんの目には何が見えていたのでしょうか?
鋭く、繊細な一枚一枚の絵には、心から奄美の自然を愛していたからこそ、
見える風景があります。
その思い自然を未来へ残さなければならないというメッセージが伝わります。
きっと大切にしていきます。
 一村さんが伝えたかったメッセージを大切に!
 一村さんの絵を見て、奄美に行きたいとずっと思ってて、
このたび念願が叶いました。
旅で目にした緑や蝶や、風景と、最後に見た一村さんの絵が
見事に重なりました。来られて本当によかった。
素晴らしい絵を残してくれて、ありがとう。
 東京から旅行で来て寄りました。
私はうたをつくってうたっています。
 一村さんの作品を見たりしててなんとなく、生きるためにしていることは
しぬためにしていることなのかなと思いました。
しんでも残る物はすばらしいですね。幸せだったのかは、分かりませんでしたが、
私はあなたの生き方を尊敬します。