一村さんへの手紙 2017年1月

一村さんが暮らし、そして描いた奄美に参りました。
千葉市美術館で拝見してから、いつか来てみたいと思っていた奄美。
一村さんが見ていた南国の植物や鳥を見たかったのです。
 アダンの実を見つけた時はうれしかったです。
正座して真剣に絵を描く一村さん。多くの人があなたの絵に感動していますよ。
ありがとうございます。
そして、その絵を大切に展示してくださっている美術館の方々、
ありがとうございます。
 一村様
ありがとうございます。
命をかけた奄美での作品。胸がいっぱいになりました。
人は皆そうでありたいと願います。
内なる魂に素直に「生き」きれたらどんなに素晴らしいでしょう。
一村様のように。
 一緒に来ようねと約束していた義母が亡くなって3年、
やっと写真と共に来られました。
 義母が見たかった絵、とってもすばらしいです。
生前来られなかったのが残念です。でも、今日はきっと
一緒に見ていてくれていると思います。
 貴方の生き方は、白黒又は明暗という正反対の生き方
ですね。今、いくつもの文明の機器に惑わされて生きている
私たちには羨ましい限りの人生だと思います。
文明の行き着く所「無」しかないと思うのです。
 一村さんへ
一村さんが命をけずってすばらしい絵を描いていて、すごいなと
思いました。いろいろな絵に工夫がいっぱいありました。
ほとんど自然豊かな絵で気持ちがやわらかくなります。
奄美の自然を見ながら絵を拝見させていただきます。
僕も自然のすばらしさを一村さんのように感じたいです。
これからも頑張ります。