一村さんへの手紙 2017年3月

 奄美の旅を、この美術館訪問を最後に、私は千葉に帰宅します。
奄美の人の心の温かさを人生の糧として、また、日々の生活に戻り
自分や家族、社会が良くなるために仕事を頑張ります。
 一村さんから感じたことは、心の豊かさをどんな状況下に生きていても
人間は持ち続けて生きてゆく、そうしなければならないことです。
他人をも思いやることが出来るか否かではないかと。今の時代に
不足しがちな大切な心です。素晴らしい作品をありがとうございました。
 すばらしい絵をありがとうございます。
一村さんの描いてくださった絵はすごく上手です。
一村さんの絵が世界に伝われば、世界に奄美の美しさが伝わります。
僕は絵が下手なので一村さんがうらやましいです。
たくさんの美しい絵をのこして下さりありがとうございました。
僕も絵の勉強をしようと思います。
 田中一村記念美術館に来たくて奄美を訪れてもう9回目です。
毎回、気がつけば涙しています。
素晴らしい絵と色、いつも感動です。
未完の作品を完成させてあげたい。
 東京での慌ただしい毎日に疲れ、一人で奄美に来ました。
繊細な色づかい、優しく色が混じる感じ、青や緑がこんなにも
たくさんの色があるんだと、集中して見入ってしまいました。
 千葉にいらっしゃった時の絵は、懐かしく温かく、優しく、、、
 自分が忘れかけている季節の移ろいを感じる気持ちや、
周囲の人を頼る気持ち、助け合う気持ちを想い出させてくれました。
 素晴らしい絵、すごい生涯を知ることが出来ました。
一筋に生きるすごさを感じました。
続けることの大切さを感じることが出来ました。
ありがとうございました。何故か生きることの大切さを
感じました。