一村さんへの手紙 2017年8月

様々な思いの人生だったと感じました。それでも観察する瞳は清らかで、誠実で、
それに涙が止まりません。祖母の出身が栃木県佐野市で、私が住んでいるお隣の市が
船橋市です。驚きました。絵をかくことが生きること、それでしか生きられないのが
画家と思いました。せまるものがあります。私の中で一瞬で大好きな画家になりました。
ここにこられて良かったです。建物も素晴らしく、奄美の島の方に大切にされているのが
伝わりました。一村さんにもきっと伝わっていると思います。
一村さんに“幸せだった”と思って貰えることが幸せです。
2年ぶりの来館でした。心洗われるような気持ちになり、静かで心地よい時間が流れました。
絵を鑑賞するだけでなく、一村の環境と時代背景が刻まれており、心情の変化も感じられた気がしました。
自分の中で悔いなく過ごした人生だったのかな~と、絵を観ながら思いました。
今の私たちにも、そういう何かに一途になれるものを大切にすること、そういう心を
忘れてはいけないのだと思います。
喜界島へ行く途中乗り継ぎの時間があった為、初めて奄美の土地を歩きました。
田中一村記念美術館は必見の価値ありと、島の方の声も有り寄らせて頂きました。
絵画の知識はありませんが、美しい奄美の植物や力強いタッチのものもあり
非常に楽しめました。心が安らぎました。
また、建築物も素晴らしくまわるのも楽しかったです。また訪れたいです。
毎年この時期に来て、4年目です。
何回観ても、毎回胸に迫る作品群。
ここで1年分の一筆箋などを買って使っています。
とても気に入っています!また来年も来ますね。
奄美に初めて訪れ、一村さんのことを知りました。
主人は栃木出身、現在夫婦で千葉市千葉寺の程近い所に住んでいます。
素敵な偶然に感動を覚えるとともに、一村さんのたぐいまれな幼少期からの画才に驚くばかりです。
10才であのような絵を描かれるなんて。そして千葉寺の絵は親しみを感じます。
晩年まで奄美と千葉を行き来しながら絵を描き続けていらっしゃったとのこと。
私たちもここ奄美に来て自然の美しさ、人の温かさに触れながらしばしの休日を楽しんでおります。
千葉に戻る際には一村さんの絵と、このぬくもりのある静寂な美術館を思い出すことでしょう。
ありがとうございました。