一村さんへの手紙 2019年8月

わたしは一村さんの絵がすきです。
こんかいはもっとすきになって、もうあいたいぐらいえがすきです。
一村さんにあってあくしゅをしたいです。
一村さんはじぶんのえをどうおもっているんですか?
それがしりたいです。
ススキなどはどうやって表現しているのですか?私も絵が好きで、毎日絵を書いています。
ですが、あのすすきのようにはできません。とてもすばらしく、感動しました。
9才で書いていた絵があって、おどろきました。私よりも下の年齢であのようなすごい絵を描いているなんて考えられません。
私も絵の才能がほしいです。私は将来、画家になりたいです。
生前、奄美に住んでいた父に会いに来た際、初めてこちらの美術館を知り、訪れたのがきっかけで、
奄美に来るたび、一村さんの絵を見に来ています。
今では、私のパワースポットになっています。
また必ず来ます。
今年の誕生日、ふらりと寄った本屋さんにて、一村さんの特集をした一冊に出会いました。
出会ってわずか一カ月。表紙で見た一村さんの描く奄美をどうしてもこの目で見たく、ここまで来ました。
なんて生命力にあふれた島でしょう。一村さんが惚れ込み、ここで暮らしたいという思い、わかる気がします。
一村さんとの出会いに感謝しています。すっかり虜です。
ありがとうございます。
日曜美術館で紹介された一村さんの作品を観てから、画集や展覧会で拝見してましたが、ようやくここ奄美へ来ることができました。
植物の絵は、葉っぱ一枚一枚本物のような質感や色彩で表現され、今、植物園に勤めている者として熱帯温室の植栽をみていると、「一村さんの絵と同じだ!!」と
同僚に語り、画集を見せてあげてます。まだ今日奄美に着いたばかりなので、明日、あさってとゆっくり廻って、一村さんの描いた所などに出会えたら嬉しいです。
この美術館の建物。環境も素晴らしいです。また来たいです。