一村さんへの手紙 2020年11月

あなたの絵は、人をひきつける絵だと思います。
わたしとわたしの友だちはとっても感動して、その絵のよかったところを話しながら見ました。
あなたはわたしのあこがれです。あなたみたいにどうやったら絵がうまくなるのですか?
これまで大変な思いがたくさんあったと思いますが、がんばっているとのりこえられます。
天国でまた絵を描いて、天国の人を感動させてください。
初めて絵画に興味を持ちました。一村さんの描く絵にぐっと心をつかまれました。
あなたの歴史を知りながら見る絵は、あなただけの人生をこの空間で共有していただけたような気持ちになりました。
「命が喜ぶ」そんな体験をさせていただきました。美しいものには美しいものが集まる。
ここに足を運んだ皆さまのお手紙を拝見させていただきました。
皆さまの感想や想いはとても美しく、大変勉強になりました。ありがとうございました。
4年ぐらい前に一度来館しましたが、その時受けた感銘が忘れられず今回、また来ることができ自分が今置かれている境遇に感謝しています。
作品を拝見していると「人が生きるとは何か?」という根源的な思いが湧いてき、心の奥深く揺さぶられ涙が自然と流れます。
私もあっという間に気がつけば高齢者の仲間入りをしてしましましたが、これから先の人生を精一杯生ききりたいです。
一村さんのご冥福をお祈りします。
多くの人々に感動を与え、一村さんは人々の心の中で生き続けています。ありがとう。
NHKの日曜美術館の放送を見た母と私は、それ以来、田中一村さんの大ファンになりました。
母は今年97才になりますが50才から南画を続けていて、今も時々筆をとっています。
確か大阪で「田中一村展」が開催されたときに実物を拝見し、その素晴らしい迫力のある絵にとても感動しました。
田中一村記念美術館が奄美大島にできてずっと来たいと思っていましたが、本日は主人と共に念願が叶い、来訪できてとても嬉しいです。
素敵な作品をまた見に訪れたいと思っています。
以前、佐川美術館で初めて見て田中一村の絵に圧倒されました。
大胆な構図、日本画の常識を越える色彩、空気感。
奄美に来て彼の才能は開花したのでしょうね。
再びこの地で作品の数々を見ることができて、本当に良かったと思います。