一村さんへの手紙 2021年5月

みんなとてもすきでしたが「やえひまわり」の作品が一番心に残りました。
なぜなら、とても大切な友だちに似ていたからです。

いっそんさんへ

いっそんさんがいなかったらこの美術館はなかったかもしれません

これからも世界のみんなを見守ってください

一村さんの絵を見ると私の悩みなんてちっぽけに思えてきました。

仕事を辞めて新しい人生を歩こうと思います。

ありがとう また来ますね!

あなたの絵はとてもすばらしいと思います。あなたの絵は何度見てもあきません。

だから今日は友だちを連れてあなたの絵を見にきました。友だちもあなたの絵が好きだと言っていました。

だからあなたの絵を見るとわたしたちはこういう絵を描きたい!という気持ちになるのです。

だからもしいまも生きているのなら描くコツを教えてください。

私はあなたが描いた8歳の時の貝の絵が好きです。

 

一村さんの絵は、名瀬中央公民館での展示から感動をして、笠利歴史民俗資料館での展示会も十数回行きました。

一村の生き方、感性、描き方、色遣い、動植物のチョイス、構図、奄美の自然を大胆に繊細に、どれも素晴らしいです。

また今回も新しい絵に出会いました。私は大人になってから、奄美の花、植物に興味を持ち、一つ一つ覚えていきました。

昆虫や鳥も大人になってから貴重な存在を知り、覚えてきました。

その花や昆虫、鳥たちが昭和30~50年代に描かれていたことに改めて感銘しています。

やはり素晴らしいものと気づいていたのですね。

本当に生きている間に会いたかった。

生きている間に皆に知ってほしかったと思うけど、今世界中から認められていますよ!

何を見て、生きて、この奄美大島に居たのですか?

そこの終着点まで僕を連れていって下さい。

また会いましょう。