一村さんへの手紙 2021年12月

私はまだ小学6年生で絵のよさなんて、大人のみなさんと比べたら、全然分からないと思います。でも小学6年生の私にも、目をうばうほどの色使いのよさ、葉一枚一枚を描くせんさいさ、生きているものや景色がそのまま描かれているような感じ、とても憧れます。特に47才頃に描いた「千葉寺一本杉」は、木の細さが1本1本びみょうにちがく、たくさんの数なのに、ていねいにかいていて絵の一枚一枚にたましいをこめて描いているんだと思いました。その一村さんの絵の姿勢から、いろいろ学ばさせてもらいます。
私は一村さんの絵を見て素敵だと思いました。一つひとつの絵の彩色、細かさ、鳥や植物の絵の事が頭から離れないです。本当に素晴らしい絵を現在、そして未来まで残してくださりありがとうございました。また見に来たいと思います。
8歳の頃から12歳の頃までの絵に胸を打たれました。その年頃に木を見、葉や花を見、雪を見て時を過ごされ心の豊かさを感じました。大阪から来て、出会えて良かったです。絵が好きな娘にも見せる事ができました。ありがとうございました。
一村さん、20年位前から大ファンです。あっちこっち展覧会であなたの絵を見させてもらっています。今年京都伊勢丹美術館で感動のあまり涙が止まりませんでした。あの世から時間を越えてメッセージが伝わってきました。やっと奄美大島に来れました。この世界観を一村さんと共有したいです。
 美は永遠なり。
生涯一本筋の通った生き方を貫かれたことに尊敬します。細身の体で大きな声は生命の自負を感じます。清貧に徹し、姉を慕い、庶民性にひたむきな姿勢に感動しました。