一村さんへの手紙 2013年12月

奄美に移住し,絵をかきつづけた一村の生き方に
ヒントをもらいました。
拝啓
長年の念願であった本美術館にようやく来ることができました。
映画「アダン」以来,一村さんの絵が大好きでした。
栃木蔵の街美術館,千葉市立美術館での展覧会は拝見しました。
一村さんの絵は,何と美しいことでしょう。
特に奄美で描いた植物の絵が好きです。一村さんの芸術への
向き合い方,尊敬しています。
わたしは節田に住んでいて,一村さんの絵を何回も見て来ました。
何回見ても,一村さんの絵は心に残ります。今年は,奄美の復帰
60周年で,奄美のことをいっぱい知りました。
あらためて「やっぱり,いいな」と思いました。
宮崎で美術展に行きました。その時買った絵葉書を,時々鑑賞して
います。まるで,景色が飛び出して来るかのような感激を忘れません。
はじめての「アマミ」。一番はじめに,ここに来ました。
絵を見る事で作家の人生をかいま見たのは初めてです。
苦悩もあれば,おだやかに過ごされた時期もあったでしょう。
その中で自分を生き,自分を貫いた事が,こうして私達をゆさぶる
のだと思います。美術館はあまり来ない私ですが,絵画のパワー
というものを感じ,同時に癒されました。ありがとうございます。
私も鳥や木花,蝶などの自然が大好きです。今回奄美に初めて来て,
宿泊したホテル内,部屋にも一村さんの絵が飾られており,美しいと
思いました。また,室内にいながらにして,奄美の森にいる様でした。
戦争を経験した一村さん。これからの日本に平和が続き,奄美の大自然,
私の身近な自然も生き続けていきますように。