一村さんへの手紙 2014年5月

遠く札幌より,一村さんに会いにやって参りました。
札幌は今がようやく桜が咲きはじめています。
大丸百貨店での展示会で拝見して以来長年の夢,
全作品を見てみたいと思い続けて10年以上,
ようやく奄美を訪れることが出来て,幸せを感じます。
美術館の建物の南国ならではの開放感と静寂は,一村さんの
作品にふさわしいと思います。
今日は,ひっそりとゆっくりと拝見でき,やはり「こうでなくては!」と,
一村さんの世界に入れていただきました。感謝。
こんにちは。
一村さんの絵を初めて見たのは,小学生の時です。
図書館で画集を見ました。
初めて見た時は,おどろおどろしくて怖くなりました。
でも,ずっと見ていくうちに亜熱帯の植物や波,色々な色が
神秘的で,すぐに好きになりました。
今回の奄美旅行も,ここの美術館が一番の目的です。
あと半分しか残ってないけど,じっくり目に焼き付けていきます。

P.S  
さっき,一村さんのお家に行ってきました。
スズメバチに邪魔され,ゆっくり見られなかったので
巣を別の所に作るように,ハチに話してみて下さい。

長年,一村さんの絵に憧れていました。
やっと実物を目にする事ができ,感激しています。
画集で見るよりずっと色鮮やかで,迫力がありました。
立派な美術館で,一村さんも喜ばれてると思います。
とても豊かな自然が表れています。わたしも絵をかきますが,
わたしの絵とくらべものにならないくらい,とてもすてきでした。
一村さんの絵は,とても奄美を表しているように感じます。
自然豊で美しい奄美・・。
奄美の自然をそのまま写したような絵の美しさ。
すばらしい絵でした。
念願叶ってやっと奄美まで来る事が出来ました!
初めて見た時から,いつか絵を見に行ってみたいと心に決め,
やっと退職を機に,この地に来られました。
涙が出るほど感激です。最高に幸福です。
ありがとうございました。
テレビで見たのがきっかけで興味がありました。
実際に来て,テレビでは伝わらない素晴らしさに感動です。
一村さんの幅広い表現方法や感性,大変興味深く拝見しました。
旅の途中に一村美術館に出会い,しばし美しい絵に癒されました。
一村様の一生を通じて,ご苦労の中にも絵を極められた心意気に
感動しました。