一村さんへの手紙 2015年3月

ずっとずっと再会したくて,この日が来た事が信じられないくらい
嬉しかったです。
描き残した絵をみていると,最後まで描かせてあげたかったと
涙が出ました。心の真ん中に入り込んでくる絵を残して下さって
本当にありがとう。
できれば生前お目にかかりたかった。
美しい美術館に飾っているすべての絵が素晴らしいと思いました。
島に来られてからの画風が一変して,南国情緒いっぱいの植物が
日本画の繊細さとのミスマッチングが素晴らしいですね。
一村さん,お久しぶりです。初めて奄美を訪れてから4年。
一村さんの絵をみる事が目的で来島しました。
その時は大きな災害から,ちょうど1年たったようで
「結い」という言葉を初めて知りました。それから奄美の本当の
魅力を知り,今日で5回目となりました。
一村さんがこの地に来てくれたおかげです。
2年前,奄美は復帰60周年。私もいろいろ学びました。
一村さんが,その当時「最南端」と言っていた意味。
復帰後5年ほどで来島されたのですね。
島はどんなでしたか? 
今日の奄美は雨がパラついています。
これまでに5回,青森から来ています。
毎回感動して帰ります。ありがとうございます。
3月に今回は来ましたが,あなたの絵の中の花たちに会えるのは
5月でしょうか?
また来ます。
20年振りの奄美です。
シマを出てから貴方を知りました。
遠いシマの記憶は,貴方の絵ですり込まれました。
写真よりも細かく,鮮やかに描いた世界は
幼い頃の記憶と重なります。
素晴らしい作品を残して下さって,本当にありがとうございます。
たくさんの作品をつくっていて,すごいと思いました。
私もこんな作品をつくれるようにがんばりたいと
思いました。
一村さんの作品は,細かくてびっくりしました。
千葉寺の辺りに行き,一村さんの姿を求めたり・・。
千葉市美術館にて作品と対面した時は,とても感動しました。
ようやく奄美大島まで来ることが出来て,一村さんが魅せられた
海や植物を実際に見る事が叶い,大満足しています。
多くの方々に作品の素晴らしさが知れ渡るように祈っています。
一村さん,念願の奄美への旅,会いに来ました。
人生の黄金期を奄美の地で過ごされましたね。
一村さんの絵画の世界に魅了され,実物を前にして
感無量です。心に染み入る南国の木々,花々,生きものの
姿を残して下さり,ありがとうございます。
また奄美を訪れます。
昨年1月に当美術館を訪れ,最初にアンリ・ルソーの「蛇使いの女」と
間違える位の色調で,感銘を受けました。
今回は家内と一緒に訪れました。
今後も機会を作り,訪れたいとおもっています。