私は今回初めて奄美大島に来ました。
家族に勧められて田中一村記念美術館に来て驚かされました。
素晴らしいものばかりでした。
機会があればまた来たいです。
一村さんの絵に出会って初めて、絵の世界、絵とつながる
感覚を持ちました。心でただ感じるという体験がずっと忘れられず、
今日、やっと奄美で再会できました。
20年以上前は、ただその美しさと一村さんの絵から感じる“風”に
興奮しただけでしたが、今日は胸がしめつけられるような孤独と
一筆にかけられた一村さんの生命、そして鮮烈な優しさを感じました。
人や世界を愛して、孤独ということを想像してみました。そして、
一村さんの魂が生きてこうして色んな人に受け継がれていること、
生命が繋がっていることを実感しました。
人が生きるというのは、その人の世界が誰かと共有されていく
ということなのかもしれないですね。
またお会いできてよかったです。
そして、またお目にかかりたいです。
迷いの中でもがいている私にとって、
自らの道、本道への強い意志を持ち続けた一村さんと出会い
一村さんの絵の中で、ひとときを過ごせたことに感謝しています。
前略 一村様
以前NHKで知り、千葉の美術館にて絵を見て鳥肌が立ちました。
魂の込められた迫力に感動です。
ここには以前から来たかったのですが、今回念願がかないました。
昨日は自転車にて、ついの住家を見て参りました。
自然に囲まれて小川のせせらぎもいい音でした。
自分の描きたいものに集中できる場所のように思いました。
この美術館はとても素晴らしいので、住家も補修して欲しいものです。
また来ます。